中古 + リフォーム事例
築39年のアカ抜けリフォーム♪
一戸建て
- 所在地
- 岩出市
- 施工価格帯
- 800~1000万円
- 築年
- 39年
- 工事日数
- 90日
- リフォーム箇所
- 外壁・屋根塗装、水回り4点入替、フローリング全張替、畳表替え、襖・障子張替、和室から洋室に変更、建具交換等
今回は長い間空き家だった中古住宅を買い取り、再販売用にリフォームをするという、不動産会社による「買取再販型」リフォームのご紹介です。
築39年相当の経年劣化や傷みはありますが、広々とした平屋かつ庭付きの素敵なお家。
元々の間取りは3LDK(3DK)で3つのお部屋はすべて和室でした。
続き間の和室はそのままにして独立した和室一部屋は使い勝手の良い洋室へとリフォームしました。
全体のイメージは黒×薄い色の木でモダンな古民家。
元の状態の木は濃いめの赤茶の木がメインだったので、薄めの色の木を使うことで明るく開放的な印象になりました。
キッチンはLIXILのシエラS。
グレードアップしたLIXILのシエラはワークトップ天板の厚みが薄いものが選べます。
システムキッチンの野暮ったさはこの天板の厚みが大きく関係します。
オーダーキッチンは天板の薄いものがほとんどですので、既製品で薄い天板が選べるのはとてもうれしいですね。
上部吊戸棚は小柄な方にとっては使い勝手がよくないので思い切ってなくしました。
DKから洗面脱衣所への入り口は当初ドアも何もなかったので、開き戸を設けて洗面、お風呂、トイレの水回り空間を食事空間と分けるようにしました。
お風呂はPanasonicのオフローラ、こちらもいかにもユニットバスです!感をなくすために“一面アクセントパネル”ではなく“全面同色パネル”を採用しています。
一面アクセントパネルはありがちな仕様ですので、全面を同色かつホワイト以外を選んでみるとありがち感から少し脱出できるのがポイントです。
広めのお風呂でしたらミラーをワイドタイプにするのもアカ抜けポイントですよ。
洗面はLIXILのリフラ。
コンパクトなので省スペースにも設置できます。
トイレはTOTOの一体型ウォシュレットを採用しています。
フローリングはノダのラスティックフェイスリッチ・Jベースのセン
建具はウッドワンのドレタスのセン柄。
センという木は薄めの色で優しい雰囲気があり、白や黒との相性が良い木の種類です。
和のお家にもとても馴染みます。
元のお家の印象を全体的にセンの雰囲気に近づけるため、既存の窓枠や建具枠にもセンに似た柄のシート(ダイノックシート)を張って統一感を出しています。
また、既存巾木は同じくダイノックシートの白を使用して、元の赤茶感を封印しています。
リフォームとなると、基本的に悪い部分を一部修繕するということになりますが、プラスアルファで細部にもこだわって色味を統一してあげると一層雰囲気が良くなります。
※一部、既存建具開口を流用している箇所があり、そちらは既製品ではなく製作建具となります。こちらも窓枠などと同様、センに似た柄のシートで製作しています。
外部の色もがらっと変えて明るい印象のお家になったことと思います。
リフォームを検討されているお客様は【細部にまでこだわって統一感を出す】ことをお勧めします!